あけましておめでとうございます。
皆様には清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は寅年です。語源由来辞典によれば、寅とは「引(のばしひく)」、「伸(のばす)」と同じ系統の言葉であり、「漢書 律暦志」では草木が伸び始める状態と解釈されています。 この由来のように本研究会も今年ますます発展できるようなお一層のご支援をお願い申し上げます。
寅年といえば阪神タイガースファンの私としては一言語らざるをえません。 実は昨年7月の東京ドームの巨人戦でVを確信するできごとがありました。 それは9回に鳥谷―林―葛城の3連続ホームランが飛び出し見事な逆転勝利をおさめたことです。 前回日本一になった1985年4月には、伝説のバース―掛布―岡田による槙原投手からの甲子園巨人戦バックスクリーン3連発がありました。ついで2003年5月には吉見投手から放った浜中―片岡―アリアスの3連発が18年ぶりに横浜球場でみられています。この年は星野監督の下、見事優勝を飾りました。ということで、タイガースの3連発と優勝は必要十分条件かとも思われましたが、2年後の2005年にもリーグを制覇した時には3連発がなく、仮説は十分条件に変更となりました。
実は3連発と優勝の関係は一軍だけにあてはまるものではありません。 2006年にはウエスタンリーグ(2軍)でVを飾り、イースタンリーグで優勝したロッテとのファーム日本一決定戦に進出しました。山形での試合では、成瀬投手から喜田―桜井―藤原が初回に3連発を放ち、見事栄冠を勝ち取りました。これはまだまだ十分条件として有効であると確信していましたが、昨年度で3連発⇒優勝仮説はもろくも崩れ去ってしまいました。 とはいえ元々楽天的なタイガースファンです。もう一つのVデータ、星野―岡田と続いた就任1年目4位⇒2年目優勝が、同じく就任1年目に4位だった真弓監督のもと、今回も叶うことを信じています。